LINEアカウントを乗っ取られたら。
こんにちは、ムナカタです。
LINEアカウント、乗っ取られていませんか?
日本では約半数の7,000万人以上の人が利用しているLINE。数年前に『今忙しい?』から始まるプリペイドカード詐欺も流行りましたよね。古い手口の詐欺ですが、最近になってまた繰り返されているようです。再燃しそうなLINEのプリペイドカード詐欺と対応策についてまとめてみました。
LINEプリペイドカード詐欺とは
友人のアカウントから『今忙しい?』とメッセージが送られてくるところから始まります。『おお、いいよ。どうした?』などと返信すると、近所のコンビニでプリペイドカードを購入させ、そこに記載されている番号から利益を得るという手口。普通ありえない流れなのですが、友人のアカウントから送信されてくるので、信じて騙された人も多かったようです。なりすまし詐欺です!
友人のアカウントから送信
犯人は友人になりすましてメッセージを送信しています。つまり、どこかでログイン情報を入手し、実際に友人のアカウントにログインしたと考えられます。ログイン後にパスワードを変えられてしまい、持ち主は何をすることもできなくなります。これがLINEアカウントの乗っ取りです。
どこでLINEアカウント情報を得たか
いくつかのことが考えられますが、SNSやウェブメールなど利用しているサービスからの情報流出や、不正に入手した情報で被害にあうケースがほとんどだそうです。またスマホやPCの紛失や盗難で情報を解析されたり、スパイウェアを仕組まれた、ネットカフェやホテルなどで共有しているPCの利用による情報の盗難も考えられます。
LINEアカウントを乗っ取られたら
僕の場合、LINEアカウントが乗っ取られ、削除されても大したことではありません。また新しく始めればいいことですし、間違って過去のメールを捨ててしまった程度のものです。重要視すべきは犯人に握られたログイン情報で、LINEだけの不正ログインですめばいいのですが、複数のオンラインサービスでIDやパスワードなど使い回している場合、被害が拡大する可能性があります。特にショッピング系・銀行系はすぐにでもパスワードを変えることをお勧めします。
乗っ取られた場合の対応フロー
A)自分の端末でログインできる場合。
A-1 何はともあれパスワードを変える。
A-2 他のSNSやウェブサービスの不正ログインを確認し、必要に応じてパスワードを変更する。
A-3 LINE問題報告フォームで被害状況を送信する。
https://contact.line.me/detailId/10557
B)自分の端末でログインできない場合
B-1 他のSNSやウェブサービスの不正ログインを確認し、必要に応じてパスワードを変更する。
B-2 LINE問題報告フォームで被害状況を送信する。
EX: 不正ログインを確認すべきサービス
・カード情報を伴うアマゾンなどのオンラインサービス。
・ネットバンキングやカード会社などのオンラインサービス。
・Gメール、Facebook、Twitter、Instagram、ブログなど。
LINEアカウントを乗っ取り防止策
1)LINEのパスコードロックを利用する。
LINE > Setting > Privacy > Passcord lock
スマホを盗難された場合でも、スマホのパスワードに加え、LINEのパスワードも必要なるのでセキュリティーを強化できます。指紋認証での解除も可能です。
2)パスワードを時々変更する。
3)パスワードの使い回しをしない。
この二つ、意外と難関。
4)パスワードを複雑なものにする。
僕も利用しているパスワード管理アプリ「1Password」が便利です。
定期的なパスワード変更、これに限ります。また不審なログインを確認した場合、そのアカウントを継続利用せず閉鎖を検討したほうがいいかもしれません。新しいアカウントですっきり始めましょう。
追記:
スタンプをたくさん購入されていた方にとって、アカウントを新しくするのはちょっとツライ!ということで、最近、乗っ取られてしまった友人に聞いたところ、LINEの運営に被害状況を報告すると、新しいアカウントに購入した有料スタンプやLINEコインなど再付与してくれる場合もあるそうです。