ハワイが教えてくれたこと。
今日は朝から写真整理をしていました。『book』というフォルダーがあり中身をみてみると、とても懐かしい2010年ごろの写真がたくさん出てきました。このフォルダーは友人が本を作る際にお手伝いした、挿入写真のフォルダーでした。著者の本田直之氏がハワイ生活の中で出会った、人生がぐっと快適になる70のハワイ語を紹介した本で、彼の言葉で解説したHAWAIIAN-JAPANESEディクショナリーです。ハワイに移住し彼と出会い、意味のある素敵な本の挿入写真を担当できたことは、僕の人生の中でも大きな出来事であり、心から感謝している経験でもあります。
大切な方への贈り物としても最適な、チェレステブルーの美しい装丁。本の中では、もちろんどんな場面の写真かなど説明はないので、ここでいくつか思い出しながらご紹介したいと思います。
Pool Side
親子のカメが泳ぐ、コンドミニアムのプールの写真。ワイキキとアラモアナの中間にある、アラモアナブルーバード沿いのThe Tradewindsというホテルコンドで、2006年夏に移住して初めて住んだコンドミニアムです。会社を辞めた僕は、ノートと鉛筆を片手に、これからどこへ進むかを、このプールサイドで考えたりしていました。体をかすめる貿易風と、焼け付く強い日差しの中、将来に想いを馳せた思い出のプール。8階の一番端っこの部屋からの出入り時に、よく眺めていた光景を撮影。
North Shore Girls
移住前の2001年秋ごろ、自転車でオアフを一周したことがありました。ワイキキのホテルを出発し、東回りでぐるっと周り、途中サンセットビーチのゲストハウスに一泊しました。夕方にサンセットビーチまで裏道を歩いて出かけ、少し冷んやりした砂浜で日が暮れるのを待っていました。この時にはじめてハワイに住む、ということを考えたのを覚えています。写真はその裏道で見かけたサーファーガールたち。
The Eddie Aikau Big Wave Invitational
エディ・アイカウというホクレア号のクルーであり、伝説的なサーファーをご存知でしょうか。
“1978年、航海カヌー「ホクレア」に乗り込みタヒチまでの航海に参加するが、船はモロカイ海峡で遭難。サーフボードに乗って救援を要請しに荒れ狂う海に漕ぎ出し、消息を絶つ。彼の英雄的な行動と悲劇的な最期はハワイ社会において伝説となり、死後、先住ハワイアンの英雄となる。”
縁があってエディの功績を称えたビッグウェーヴ・サーフィンの大会 ”The Eddie Aikau Big Wave Invitational” のレイ作りなどの準備を、AIKAUファミリーの皆さんとさせていただいたことがあります。写真は、通称『THE EDDIE』と呼ばれているサーフィン大会の一幕です。今回はDECEMBER 14, 2024 – MARCH 13, 2025、エディがこよなく愛したノースショアのワイメア・ベイに、25フィート以上の大波が入らなければこの大会は開催されません。
Forest
自然の中で学んだ事は、自然は自然同士助け合い、依存し合い、繋がりを持っているという事でした。特定の動物が絶滅しかけている原因は、その動物が住処にしている森や林や海や川に原因があり、彼らを保護するだけでなく、その生息地を守って行く必要があります。ハワイには世界屈指の素晴らしい海があり、青く輝く空、そこで生活するたくさんの動物がいます。この美しい自然を正しく守り、ゆっくりサイクルさせ、繁栄させていく。この行動の最前列には、私たち人間が重要な鍵を持って立っている事を確認する必要があります。(2009 Ken Munakata)
JUMPING!!!
『ハワイが教えてくれたこと。』の帯になった写真。場所はノース・ショアのランドマークであるアナフル・ストリーム・ブリッジ(通称レインボーブリッジ)。『写真撮らせてっ!』とお願いしたら次から次へ飛び込むもんだから、お互いにびっちょびちょになりながらの思い出深い撮影でした。
結論:僕は本当に幸せ者だ。
過去の写真生活。
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アンニュいアート