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KZOOラジオの名物番組 もしもし電話応答(笑)

KZOOラジオの名物番組 もしもし電話応答(笑)

KZOOは、1963年ホノルルに誕生した日本語ラジオステーションです。全米唯一の24時間放送している日本語ラジオ局で、現在ではAMラジオだけでなく、ケーブルTVやストリーミンングで全世界へ向けて放送しています。一番人気と思われる名物番組が「もしもし電話応答」というリスナー参加型の番組で、リスナーが生放送中に電話で質問や疑問を投げかけ、その質問に対して別のリスナーが電話で回答して情報を提供したりします。パーソナリティが進行役を務めますが、基本的にはリスナー同士のやり取りが中心で、生活情報、地域情報、個人的な相談事など多岐にわたり、ハワイに住む日本人コミュニティならではの、温かい交流が垣間見える番組です。

 

このコーナーに登場するリスナーさんは比較的高齢の叔父様と叔母様が中心で、様々な質問に対して的確な回答をされる方、スポーツの質問に強い方、長話をして怒られる方、偏りがある個人的な意見だけを話す方などなどにヒヤヒヤする場面もあるのですが、何とか収めようと仲を取り持つパーソナリティと、毎回参加されるラジオネームを持つ常連さんたちがふわっとまとめ、番組は進んでいきます(笑)

 

本当にたくさんの方が参加される番組で、最近では日本やメインランドから参加される方も少なくありません。数年前の事ですが、あるリスナーさんがとても興味深いお話をされていました。それはその方が聞いていた当時のラジオ番組についてのご意見で『昔は毎日幸せな話題で盛り上がった。誰々が結婚したとか、素敵な花が咲いているのを見つけたとか、近所の人に親切にしてもらったお礼の話とかが中心で、事故や事件、政治や芸能のゴシップなどを聞くことはなかった。時代は変わりましたね。』という話でした。声を聞く限り高齢の女性のお話で、批判をするわけでもなく変わりゆく時代を感慨深く話されていました。そんな時代があったんだと、興味深く聞かせていただきました。

 

YouTubeで面白いものを見つけたのでシェアします。houichiroさんが1970年後半に録音された「もしもし電話応答」です。番組の合間に入る広告や話題、当時のハワイの様子を垣間見れる内容で、ハワイが好きな方には面白い貴重な音声です。また、現在オンラインで聴けるストリーミングはこちらから。